晴れ、8時半に登校。今日は一時限だけで授業終了。わたし、なんのために学校にきたのだろう。この間抜けな時間割。
こわいもの、わたしには少ない。昆虫も爬虫類も大丈夫だし、恐竜に至っては大好き。お化けも、べつに、この世に居たって良いと思っているし、お化け屋敷は可愛いものが多いので好き。従って、今まで怖いことはそう体験したことがない。が、先日大変に怖い思いをした。
世間一般の善良な皆様は、ピーマンを調理するときに、いかにして洗っているだろうか。わたしは、まずピーマンを包丁で真っ二つにし、それから外を洗い、中は種を落としながら洗う。ところで、私は一度の調理にピーマンを平均5個くらい消費する。もちろん、次々に真っ二つにしてから洗いにかかる。先日、いつものようにすべてを真っ二つにし、さあ洗おうと、流し台に並べたピーマンを手に持つと、なんと中から体長7センチほどの青虫が出てきた。運が良いことに、全く傷ついていなかったが、予想外の出現にとても驚いた。畑からきて、家の冷蔵庫のなかで、何週間も生きてきたのか、恐るべき青虫である。わたしは青虫をつまんで庭に出してきたが、何が怖かったって、もしも包丁で青虫を真っ二つにしていたらということである。むしろ、わたしは適当に真っ二つにしていたわけだから、あの青虫が切られなかったほうが奇跡であるのだが。しかし、もしも切ってしまっていたら、この包丁は二度と調理には使えなかっただろう。法医学を学んで、死体が解剖したかったくらいだから、感覚的には全く平気だが、まな板の上で青虫を真っ二つにして微笑んでいられるほど、わたしの感情は壊れていない。ああ、びっくりした。
以来、わたしは包丁を使わずに手でピーマンを裂くことにした。中をのぞきながらである。奇妙なトラウマが残ってしまった。

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